折々 リズムキープリズムチェンジの軽やかにフーディーの中揺れるからだは 記憶はつねに裏ごしされてちょうどよく傷つけてきてきみのようだよ 衿に衿かさねたらもう触れずして鋭き腰骨で引き留めよ 衿すこしなおして顎を引くゆうべ鬼火のようにただ思うのだ なぜ髪を短くしたのか聞けぬまま秋を越し冬を迎えきみとゆく スプリングコートの隙間にしんしんと芽吹きゆくcelebrateのことば こしかけてたばこをすったそれだけの関係だからひどく灯る、と