折々

  • 衿に衿かさねたらもう触れずして鋭き腰骨で引き留めよ

  • 衿すこしなおして顎を引くゆうべ鬼火のようにただ思うのだ

  • なぜ髪を短くしたのか聞けぬまま
    秋を越し冬を迎えきみとゆく

  • スプリングコートの隙間にしんしんと
    芽吹きゆくcelebrateのことば

  • こしかけてたばこをすった
    それだけの関係だからひどく灯る、と